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2023.10.19
その他

育児休業の促進について

 

 

有限会社ゼンユーでは令和4年の育児・介護休業改正法施行を受けて男性を含む従業員の育児・介護休業について取得の促進を始めています。
ワークライフバランスを優先した働き方が求められる時代になり、我々産業廃棄物処理業者も働き方を見直していく時代に来ていると考えています。
このコラムでは現在に至るまでの男性育休取得に関する取組と実際に取得した従業員の声をご紹介いたします。

■そもそも育児休業とは?男性育休って??

育児休業とは、原則1歳に満たない子供を養育する目的で従業員が取得できる休業制度の事です。
制度の条件に沿えば男女問わず取得する事ができ、条件次第で子が2歳になるまで延長する事もできます。

1991年に成立した
【育児休業・介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律】通称【育児介護休業法】
を元に運用され年々時代に合わせた法改正が行われています。
直近では令和3年の法改正によって設けられた男性の育児休業に関する様々な制度が話題になっています。

男性育休とは、元々は男性がとる育児休業のことを指す言葉でした。
しかし最近では男性による育児休業取得率の低さを上昇させる為に、産後の配偶者を抱える男性従業員が育児休業を取得しやすくなるよう設けられた様々な制度を含んで、話題にされることが多くなっています。

内容としては長期間育児休業が取得できない方の為の【産後パパ育休】
両親ともに育児休業を取得した場合に1歳2か月まで育児休業の期限を延長できる【パパ・ママ育休プラス】
そもそもの育児休業取得の為に企業側から行う働きかけについての様々な義務等があげられます。

■有限会社ゼンユーの取り組み

まずは対象社員とその周辺で育児休業の取得をする為にはどのように業務に取組んでいく必要があるか、早い段階から検討をお願いしています。

以前までは従来のような男性の育休取得に対して、会社の中でも消極的な空気がありました。
しかし男性育休に関する取組が話題に上がるにつれて、社員の間でも選択肢の一つとして選べるようにしていくべきではないかと声が上がりだしました。
会社としても少しでも社員たちが働きやすい環境を作れればと取組を始めることにしました。

まずは人事部だけではなく、立場に関わらずそういった制度があることを知ってもらう為の案内を行いました。
その後社員からうれしい報告を貰った時には必ず案内し、本人や周囲の同僚が早い段階から育児休業を迎えるにはどうしたらよいかを検討してもらえるよう働きかけています。

それほど母数が多くない為まだまだこれからという状況ですが、少しでも従業員が「休みを取ってよかった。」「とらせてあげてよかった。」と言えるようにこれからも少しずつ取組を進めていきたいと思います。

 

■取得にあたっての声実際に取得した従業員の声(育児休業取得状況等報告書)をご紹介させていただきます。
30代 事務職
親戚も近くにおらず、日中の育児は妻に全て任せていました。
中々自由な時間を作ってあげることが出来ていなかったので、可能なタイミングでの育休取得は考えていました。

休日は平日行けない買物等で終わってしまう事が多かったので休みをとれたのはよかったです。
私が子供を見ている間に好きなことをしてもらう事が出来きて妻にやっと一息ついてもらえました。
自分が子供との時間が増えたことで育児のいい面と大変な面の両方を今まで以上に実感することが出来ました。
妻への感謝は更に強くなりましたね。

取得に向けて仕事の調整に取組んだ中で早めに相談する事の大切さを再度実感した気がします。
特定の個人でしかわからない仕事をなるべく減らすように心がけましたが、復帰後も急な対応を部署で行う際に今まで以上のスピード感で取組めている気がします。

今までは他人事のような育児休業でしたが、とってみてよかった事しかないように感じます。
今悩んでいる人はとった方が良いと思います。
取得に向けて早めに部署で相談する事で、見えていなかった部署の課題も見えたりしますしプラスに働くことが多いと思います。

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